Digital scoring
デジタル採点システムとは
紙の答案をスキャンして画像にし、パソコンの画面で採点・集計するしくみです。「電子採点」「採点ソフト」とも呼ばれます。塾で選ぶときに確かめたい点と、Scoring64 でできることをまとめました。
デジタル採点システムのしくみ
いつものように紙でテストをして、答案をスキャナーや複合機でPDFにします。ソフトが答案を1枚ずつ見分け、解答欄ごとに切り出します。
- 記号問題(マークシート)は、塗られた選択肢を読み取って自動で採点します。
- 記述問題は、同じ問題の答えを画面に並べ、先生が1問ずつ採点します。答案を何十回もめくらずに済み、採点の基準もそろえやすくなります。
- 集計は自動です。合計点・平均点・問題ごとの正答率を出し、成績表や返却用の答案を作ります。
クラウド型とインストール型
| クラウド型 | 答案の画像をインターネット上のサーバーに上げ、ブラウザで採点します。複数の拠点から同じテストを採点しやすい一方で、答案や名簿を外部に預けることになります。 |
|---|---|
| インストール型 | パソコンにソフトを入れ、答案をそのパソコンの中で処理します。答案や名簿を外部に出さずに済み、通信が不安定でも採点できます。Scoring64 はこちらです。 |
塾で選ぶときの確認点
- 費用と無料で試せる範囲 初期費用・月額・人数や枚数の上限を確かめます。本番のテストで試せるかどうかも大切です。
- 答案データの置き場所 生徒の氏名や答案を外部のサーバーに預けるかどうか。保護者への説明のしやすさにも関わります。
- いつものプリントを使えるか 専用の解答用紙に作り直す必要があるか、Word・Excel のプリントをそのまま使えるか。
- 専用の機器が要るか マークシートの専用読み取り機や専用スキャナーが要るか、塾の複合機で足りるか。
- 記述問題の採点のしやすさ 問題ごとに答案を並べて採点できるか、部分点や別解を扱えるか。
Scoring64 でできること
Scoring64 は、株式会社Fermion が作っている塾の紙のテストのための電子採点ソフトです。
| 費用 | 毎月2テストまで、人数制限なしですべての機能を無料で使えます。有料版はテスト数も無制限で、月3,300円・年33,000円・買い切り82,500円(税込)。初期費用は0円です(料金) |
|---|---|
| データ | 答案・成績・名簿は塾のパソコンの中だけで処理します。採点や読み取りにインターネットは要りません |
| 用紙 | Word・Excel のプリントをPDFにして取り込むと、解答欄の候補を自動で出します。アプリの中で用紙を作ることもできます(共通テスト用マークシートのひな形もあります) |
| 機器 | PDFで保存でき、200〜300dpiで読み取れるスキャナーなら塾の複合機で構いません。専用の読み取り機は要りません |
| 採点 | 記号問題は自動で採点し、薄い塗りや二重の塗りは先生の確認に回します。記述問題は問題ごとに画面で採点します。完答・順不同・部分点にも対応します |
| 出力 | 成績表と、採点済みの答案を生徒ごとに返す返却PDFを作ります |
| 動作環境 | Windows 10/11(64ビット)、Apple Silicon(M1 以降)の Mac。管理者の権限は要りません |
見本の試験を使えば、紙もスキャナーもなしで、取り込みから返却まで5分ほどで試せます(見本で試す)。
合わないかもしれない場合
データはパソコンごとに保存します。複数の教室から同じテストを同時に採点したい場合や、Intel の Mac で使いたい場合は、お問い合わせください。
よくある質問
デジタル採点と電子採点は違うものですか
同じものを指すことがほとんどです。紙の答案をスキャンしてパソコンで採点するしくみを、デジタル採点・電子採点・採点支援システムなどと呼びます。
無料で使えるデジタル採点ソフトはありますか
Scoring64 は、毎月2テストまで人数制限なしで、すべての機能を無料で使えます。マークシートの自動採点、記述問題の採点、成績表・返却PDFの出力まで試せます。
マークシートの専用読み取り機は要りますか
Scoring64 では要りません。普通の紙に印刷した用紙を、塾の複合機でPDFにスキャンして読み取ります。
生徒の答案がインターネットに送られることはありますか
Scoring64 では送りません。答案の画像・成績・名簿は塾のパソコンの中だけで処理します。インターネットを使うのは、新しい版の確認と、アプリで用紙を作るための TeX の準備のときだけです。