Scoring64 / AI grading
AI採点ツールとして使う
Scoring64
紙のテスト・手書き答案のPDFを、Codex・Claude Codeと連携してAI採点。正解と部分点の基準を渡すと、AIが答案を読み、Scoring64の画面を操作して採点結果を保存します。教員が見直し、成績表と返却PDFまで作れます。
Windows/Macのダウンロード版向け。本体は毎月2テストまで無料。AIサービスの利用料・上限は別です。
記述のAI採点と、マークの自動採点
Scoring64は、学習塾の紙のテストを扱うデジタル採点ソフトです。AI連携では、答案を読む役割をCodex・Claude Codeが担い、答案の管理・点数の保存・集計・返却はScoring64で行います。
| 記述のAI採点 | AIが答案画像と採点基準を照合し、満点・0点・部分点を画面から保存します。判読不能や基準不足は未採点に残し、教員が確認します。 |
|---|---|
| マークの自動採点 | Scoring64がマークを読み取り、正解と照合して得点を計算します。生成AIは使いません。薄い塗りや二重マークは確認します。 |
| 教員の画面採点 | 同じ問題の答案を並べ、教員が採点します。AIサービスへの接続は不要です。AIの採点結果を見直す際にも使えます。 |
模範解答を登録するだけで記述が自動採点されるわけではありません。AI採点には、次の環境とプラグインの導入が必要です。
AI採点を無料で試すには
Scoring64本体は、PC1台ごとに毎月2テストまで、人数制限なしですべての機能を無料で使えます。初めて採点するテストを1回と数え、同じテストへの答案追加・再採点・出力では枠を追加消費しません。採点プラグインも無料です。
AIサービスの料金は別です
Codex・Claude Codeの利用料、モデルの利用上限、ブラウザ操作機能の提供条件は、利用中のサービスと契約によって異なります。Scoring64の無料枠にAI利用料は含まれません。まず既存の契約で使えるか確認してください。プラグインが有料APIの従量課金を自動で設定することはありません。
同梱の見本なら、紙やスキャナーを用意せずに操作を確認できます。テスト数を無制限にするScoring64有料版の条件は、料金ページにあります。
必要な環境
- Scoring64のダウンロード版:Windows 10/11(64ビット)、またはApple SiliconのMac。
- 同じPCで動くCodexまたはClaude Code。ローカルコマンドを実行し、そのPCのブラウザを操作できる環境。
- Node.js 18以上と、Scoring64採点プラグイン。
- AIサービスへの接続。Scoring64本体・AIモデル・ブラウザ操作ツールは、プラグインに同梱されていません。
通常のブラウザ版ChatGPTにPDFを添付するだけでは、この連携は動きません。別PCや隔離されたクラウド環境からも、手元のScoring64へは接続できません。ここではWindows/Macのダウンロード版での手順を案内しています。
AI採点の導入手順
1. 本体で「見本で試す」を開く
Scoring64をインストールして起動し、ホームの「見本で試す」を開きます。架空の5人分のデータで、答案の取り込み・採点画面・出力を確認できます。
2. 採点プラグインを追加する
CodexまたはClaude Codeのプラグイン管理から、下記の公開リポジトリをマーケットプレイスとして追加し、scoring64@fermion-scoring64をインストールします。設定画面や利用条件は各サービスで確認してください。
Fermion-company/scoring64-plugins
Codex用はplugins/codex、Claude Code用はplugins/claudeです。追加方法・対応条件は同リポジトリのREADMEにも記載しています。
3. 正解と部分点の基準を渡して依頼する
まずは見本の画面を確認する依頼から始めます。
Scoring64の見本を開いて、採点画面と出力画面を見せてください。まだ点数は変更しないでください。
採点するときは、試験・対象問題・正解・配点・部分点基準・保存する結果を指定します。例:
Scoring64の見本の2-(1)を採点してください。正解は2H₂ + O₂ → 2H₂O、配点10点。化学式と係数が正しければ10点、H₂・O₂・H₂Oと反応の向きが正しく係数だけが誤りなら5点、それ以外と無回答は0点。判読できない答案は未採点に残してください。他の問題は変更せず、5人分の結果と理由を報告してください。
これは見本用の基準です。実際のテストでは担当教員が基準を決め、事前に氏名などを匿名化した答案を用意します。新しいテストの用紙準備・発行・スキャンは通常の使い方に沿って進めます。
4. 教員が見直してから出力する
正答・誤答・部分点を確認し、未採点や要確認を解消します。返却PDFや得点CSVは「出力・バックアップ」から保存できます。AIが基準を誤解した場合は訂正し、採点後に変更した場合は出力も作り直してください。
AIに答案を読ませるときのデータの扱い
通常の画面採点・マーク読取では、答案・成績・名簿をPC内で処理します。AI連携では、AIが読む答案画像や文字、採点基準などが、利用中のAIサービスに送られる場合があります。完全オフラインのAI採点ではありません。
本番の答案を扱う前に氏名・連絡先などを匿名化し、所属先の運用方針とAI提供元の保存期間・学習利用・削除条件を確認してください。13歳未満の児童の個人情報をAIサービスへ送らないでください。この連携は成人の教員・採点担当者向けです。
AI採点についてのよくある質問
Scoring64はAI採点ツールとして使えますか。
Windows/Macのダウンロード版を、同じPCで動くCodex・Claude Codeと採点プラグインに連携して使えます。AIが答案画像と正解・部分点基準を照合し、画面を操作して点数を保存します。本体にAIモデルは内蔵しておらず、最終確認は教員が行います。
AI採点を無料で試せますか。
Scoring64本体は毎月2テストまで全機能無料で、採点プラグインも無料です。AIサービスの利用料・利用上限は別です。利用中の契約でローカル操作ができるかを確認してください。無料の見本で操作を確認できます。
ブラウザ版ChatGPTだけで採点できますか。
この連携には同じPCのローカルコマンド実行とブラウザ操作が必要です。通常のブラウザ版ChatGPTにPDFを添付するだけではScoring64を操作できません。対応するCodexまたはClaude Codeの環境を用意してください。
答案が外部に送られますか。
通常の画面採点とマーク読取はPC内で処理します。AI連携時は、AIが読む答案画像や文字、採点基準が利用中のAIサービスに送られる場合があります。匿名化し、送信先の規約と所属先の方針を確認してください。
手書きや部分点にも対応しますか。
手書きの答案画像をAIが読み、指定された正解と部分点基準を照合します。判読できない字や基準が不足した答案は未採点として残すよう指示できます。全教科・全筆跡の精度を保証するものではなく、教員による見直しが必要です。